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【総額35円】ハッカ油の虫よけスプレーを紹介!【簡単】

 2021/07/02 DIY  
【総額35円】ハッカ油の虫よけスプレーを紹介!【簡単】

夏に向けてこれから虫が多くなってきます。

実は一部の市販の虫よけには年齢制限があることはご存じですか?
なので今回は、お子さんにも使える安全な虫よけスプレーを作っていこうと思います。
結構簡単に作ることが出来るので早速つくっていきたいと思います!

用意したものを紹介

以上のものを用意しておきました。

作り方を紹介

①無水エタノールを計量してスプレーボトルに入れる

まずは、用意したミニ計量カップで無水エタノール5mlを量ってスプレーボトルに入れる。

②ハッカ油を10滴スプレーボトルに入れる

次に、ハッカ油を10滴スプレーボトルに入れます。

今回用意したハッカ油は容器を傾けるとそのままドバッと中の液体が移動するものではなく、容器を上下にすることで1滴ずつ垂れるような仕組みになっているので上下する回数を間違えなければ入れすぎることはないという安全設計となっているのでとても助かりました。

※ ハッカ油を使う時に注意すること ※

 火の近くに置かない

名前にも「油」が付いているように可燃性です。なので、火を近づけないように十分注意しましょう。

 容器は耐アルコールの物を選ぶ

ハッカ油にはプラスチックを溶かす成分が入っているため、「耐アルコール」か「ガラス製」か「耐油性」の物を選びましょう。

 猫、小動物に向けて使用しない

人間や犬とは違い、猫や小動物にはハッカ油が毒になる成分が含まれているため使用はしないようにしましょう。

 使用することで発生しやすい虫もいる

いろいろな虫に向けて使用すると匂いを嫌い寄って来なくなりますが、「シバンムシ」などは匂いにつられて大量発生してしまうことがあります。
そういった時は、シバンムシに効く殺虫剤を吹いておく・部屋全体の通気性をよくする・食材に関してはしっかり密閉できる保存容器に移しておくといった対策をした方がよさそうです。

③精製水45mlを量りスプレーボトルに入れる

次に、ミニ計量カップで精製水45mlを量ってスプレーボトルに入れる。

あとは、スプレーボトルのフタをして上下に揺らして全体が混ざるようによく混ぜたら・・・・・・・・・・・虫よけスプレーの出来上がり!

健栄製薬から推奨されている虫よけスプレーの使い方は?

簡単にパパッと混ぜて振ってあっという間に虫よけスプレーを作ったわけですが、 これはどういう風に使って、どういった虫に効果があるのかというと・・・

  • 網戸や玄関に吹きかけて蚊などの虫の侵入を防ぐ
  • キッチンの流しなどにある生ごみ入れに時々吹きかけてコバエの発生を防ぐ
  • 虫よけスプレーを湿らせたコットンをゴキブリが通る道に置いて発生を防ぐ

以上の効果が期待できるみたいです。
これ1つでこれだけ防ぐことが出来たら、かなり使い勝手が良さそうですよね。それに、虫が活発になる6~8月になると手放せないアイテムになりそうな気がします。

キャンプやアウトドアで使う場合は?

健栄製薬から推奨されている使い方は、あくまでも建物内や家の中での使い方なのでキャンプやアウトドアで使うとなると少し使い方を考えていかないといけない・・・などと難しく考える必要はありません!

体に吹きかけて使用する

販売されている虫よけスプレーと使い方は変わらず、体全体(目や粘膜などの場所は避けて)に吹き付けて使います。

ですが、それだと作る手間を考えたら販売されている虫よけスプレーを買った方が楽で安く済むと考える方もいると思います。
なので、どういった点が違うのかというと・・・

ハッカ油虫よけスプレー市販虫よけスプレー
使用上の効果・注意肌(※1)や洋服やテント(※2)に吹きかけ可能・除菌消臭・清涼効果         肌(※1)や身体(※2)に吹きかけ可能・1日2回で1日虫よけ効果・汗や水に強く落ちにくい            
使用期限(約50mlで)2週間程度(200mLで)約3年
持続期間(1吹き)1時間程度(1吹き)12時間
 年齢による使用制限         特に年齢制限がない2~12歳未満は1日1~3回、6ヵ月~2歳未満は1日1回、6ヵ月未満は使用不可  
(※1)・・・目や粘膜に吹きかけないように注意すること。(※2)・・・ポリスチレンが素材の場合は溶けてしまう可能性があるので注意すること。(※3)・・・アクセサリーや腕時計等のプラスチック製品、ストッキング等のポリウレタン配合衣類に吹きかけると変色する恐れがあるので吹きかけないこと。

おおまかにお伝えすると以上の違いがあります。

なので、「どういった相手に使うのか?」だったり「どれぐらいの持続を期待しているのか?」だったりなどで自作した方が良いのか、市販の虫よけスプレーを購入して使ったらいいかを判断していただければ良いと思っています。

ここまで、ハッカ油で作った虫よけスプレーに関して沢山お話をしてみたわけですが、使った感想をしりたいですよね?そんなわけで、これから実際に吹きつけて虫がいっぱいの森で検証してみたいと思います。

(ハッカ油)虫よけスプレーの効果を検証!

作った虫よけスプレーを左腕に吹きかけて、右腕には吹きかけずに30分そのまま動かず、どれだけ蚊に襲われるかを検証してみます。
これで全く蚊に刺されなければ作った虫よけスプレーは情報通りの優秀アイテムですよね。

それにしても、今日は少しジメジメとしている天気で森の中なので蚊は喜んで血を吸いに来そうですね(笑)。

※虫の画像が出ます

じっと座っていたら腕に蚊が止まりました!

耳をすませると、血を吸っている音が聞こえそうなぐらいしっかり吸い付いていていい飲みっぷりです!(笑)

30分後

(ハッカ油)虫よけスプレーを吹きかけた左腕を見てみると・・・1ヵ所も吸われていませんでした!

それに、ガヤさんが見る限りでは自然が多いキャンプ場によく居るダニやハエなども寄ってきませんでした。

一応、吹きかけていない右腕を確認してみると30分で4ヵ所も蚊に吸われていました。これはしっかり効いている証なのではないでしょうか!

それにしても、蚊に吸われた部分がめちゃくちゃ痒い・・・。

まとめ

今回作ったハッカ油の虫よけスプレーの効果はいかがでしたでしょうか?
正直、僕は大満足しています。

ちなみに、1個作るのにいくらかかったかというと、ハッカ油は約1mlで30円・精製水は約1mlで0.16円・無水エタノールは約1mlで2.6円として・・・

[健栄製薬]ハッカ油(10滴分)  ・・・   15   

[古河薬品工業]精製水(45ml)  ・・・   7.2 

[健栄製薬]無水エタノール(5ml) ・・・  13                                                      

合計・・・(約50ml)  35 

以上の計算により、50mlで1本を作ったとしても35円で済むというコスパ重視の簡単虫よけスプレーが完成します。

夏だから「自然の多いキャンプ場を選んで川遊びなども楽しみたい」と考えているそこのあなた。

自然が多いキャンプ場は、もちろん素晴らしく日常では味わえないような感動を感じることもできると思いますが、「蚊に吸われて夜は眠れなかった」なんて嫌な思い出を作りかねないので、しっかり予防をして楽しくアウトドアを楽しみましょう!

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