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【コールマンツーリングドームST】弱点と欠点を改善します!

 2021/08/25 DIY キャンプギア  

皆さんこんにちは、たびゅうどのガヤさんです。

今回は、少し前に千葉県館山市にある館山サザンビレッジでキャンプをしていた時にコールマンの『ツーリングドームST』のポールが壊れてしまったので交換をするのと、僕的に使っていて感じたことをお話していきたいと思います。

ポールが何故壊れてしまったのか?

僕がいつも使っているツーリングドームSTは、いわゆる「ドームテント」と呼ばれるテントで、天井がドーム型であること・骨組みが丈夫・横風に強いなどといった特徴がある物になります。

ですが、僕が1年ぐらい使ってみて感じたことは、強度不足です

いつも使っているツーリングドームSTのポールは、2本をクロスさせてドーム型を作るのですが、正直まだ壊れていないときも既に変形していてこれもすぐに壊れそうだなと感じてしまいました。
しかしこれは、ポール自体がFRPという重い素材で出来ているためしょうがないとも言える点になります。

そこで、コールマンの公式オンラインショップでポールの価格を調べてみたところ…1本2,860円!2本なら5,720円…それに、もしまた1年後に壊れてしまうなら新しく買うのも面倒ですけど、何より結構な出費……

というわけで、コールマンのツーリングドームSTの欠点を克服するべく「安い・軽い・丈夫」の三拍子が揃ったポールに交換していきたいと思います。

用意した物

  • アルミ合金テントポール 2本セット(メインポール用)・・・¥2,780
  • テントフレーム アルミ合金中空ポール 1本(前室ポール用)・・・¥1,680
  • アルミペグ 10本セット・・・¥1,399
  • 修理 アルミポール 4本入り・・・¥590
  • ゴムアンカー Q-4 9.3mm・・・¥372(2つ購入したので¥744)

合計・・・¥7,193

ちなみに、純正の場合は前室ポールを含めて7,370円となります。

純正と社外で比較

①重さ

純正社外重さの違い
メインポール746g417g-329g
前室ポール534g235g-299g
ペグ296g154g-142g
修理用ポール×32g32g
ゴムアンカー×14g14g
合計1576g852g-724g

次に、1つ1つ純正と社外の物で比較してみると、メインポールはもちろんのこと前室ポールやペグまでも十分に軽くなったことがわかると思います。
なので、社外で修理用ポールやゴムアンカーの重さを足したとしても、純正より724gも軽くなるという結果になりました。

②長さ

純正社外
メインポール 3m48cm 3m40cm
前室ポール 3m70cm 3m60cm

次に、それぞれの長さも比較してみましたが、極端にどちらが短すぎたり長すぎるといったことはありませんでした。
ですが、これはそのままの長さを比較した場合であって実際に使う時にはちょっとした加工をする必要があります。なので、それを今からご紹介していきたいと思います。

加工を始める前にお伝えしなければいけないことがあるのですが、コールマンのツーリングドームSTはメインポール2本と前室ポール1本でテントの形を作るわけですが、純正のメインポールは先端がメスになっているのでピンを差し込んで固定するようになっています

しかし、社外は先端がオスで出っ張りがあり純正のように穴が空いていないので、何か他の方法でポールを固定する必要があります。

そこで、今回用意したのがポールを挿し込める修理用ポールとそれをしっかり固定するゴムアンカーだったというわけです。

  1. ゴムアンカーの中に入っているネジの部分をカッターで切り落とす。(※8個全て切り落としました)
  2. 切り落とした8個のゴムアンカーのうち、4個はそのままにして残りの4個の傘部分をハサミで切り落とす。
  3. コールマン ツーリングドームSTのインナーテントに付いているエンドピンに先程作った傘部分が付いたままのゴムアンカーを端まではめ込んでいく。
  4. より外れにくくするために、傘部分が付いていないゴムアンカーを同じエンドピンにはめ込んでいく。(※これはあくまでも簡単に外れにくくするための物なので付けなくても大丈夫です)
  5. ゴムアンカーを2つはめ込んだエンドピンに修理用ポールをはめ込んで出来上がり。

1~5の手順で、テントの前側に2つと前室部分に2つ作っていきます。
(※コールマンのツーリングドームSTは後ろ側はポールを入れるポケットがあるだけでエンドピンがないので作りませんでした)

ちなみに、1~5の手順で作った物にポールを突っ込むと奥までは入り切りませんので、大体35mmほど長くなります。

純正 社外
(加工後)メインポール 3m48cm 3m43.5cm ※①
(加工後)前室ポール 3m70cm 3m67cm ※①
※①1~5の手順で作った物にポールを組み合わせた時の長さになります。

新しく取り付けたにもかかわらず、メインポールは純正より4.5cm短くなっており、前室ポールは左右共に付いていて用意していたポールから7cmほど伸びたのですが、結果的に純正より3㎝も短くなっています。

ちなみに、ポールを折りたたむと長さは純正と同じでした。
なので、場所を取って収納に苦労するということはありません。それに、インナーテントに付いているエンドピンの先に加工した物を取り付けているわけですが、元々の収納袋がデカいこともあって特に困ることはありませんでした。

実際にテントを設営してみた

それでは、ポールを変えたコールマンのツーリングドームSTを設営していってみましょう。

純正ポールの時と比べると、硬くてポールが入れづらく妙にポールが長く感じしならせるために力が必要かもしれません。

でも、結局は修理用のポールが付いている分だけ長くなっているだけなのでテントの張りも強くなりしっかりしていてインナーテントも小さくなっていませんでした。
それに、アルミポールに変わったので繋ぎ目が目立つことなくスッキリした見た目になりました。

ちなみに、ポールが長くなると張りが強くなりすぎて4隅のフックまで届かなくなってしまったり、無理やり引っぱって引っかけようとするとインナーテントとフックが繋がっているところが取れてしまうこともあるので注意が必要です。

次に、前室のポールを付けていきます。

純正の物であればコの字型に決まっているのですが、新しく購入した前室ポールは特に型がないのですが、事前に取り付けた後の大きさを計算して作っているので妙に前室がデカくなるといった事故が起きることはありません。

次に、フライシートをかけて5ヵ所にペグ打ちをしていってみます。
純正だと地面が硬いとすぐに曲がっちゃったりして少し強度が不安があったのですが、今回用意したペグは硬めで安心してペグ打ちができたので設営も少し早くなったような気がします。

それで、室内から見てもポールのクロスした部分も特に問題はなく、前室も問題なく張れていたので上手に交換することができたのではないでしょうか!

まとめ

今回は、いつも僕が使っているコールマンのツーリングドームSTの弱点を克服するためにポールを交換してみました。

交換した理由としては、純正が重く1年ぐらいでポールが折れてしまったからです。
それに、もう1本の方も同じように折れてしまいそうだと感じたのと、また純正を買って使っても同じように1年ほどで折れてしまうのなら他の長持ちしそうなポールを買っておきたいので思い切って買って交換してみました。

ちなみに、メインポールとペグをアルミ合金の社外の物に交換してみたのですが、テントを設営してもポールもペグは調子良さそうですので、しばらくはこのスタイルでキャンプをしていこうと思います。

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