【お手入れ】ダッチオーブンのシーズニング方法を紹介!
皆さんこんにちは、たびゅうどのガヤさんです。
今回、キャプテンスタッグの『ココット10cm』という小さいダッチオーブンをAmazonで購入したのでお披露目するついでにお手入れをしていきたいと思います。
ダッチオーブンとは・・・鉄を型に流し込んで作られた鍋のこと。平等に具材に火を通すことができ、「焼く」「蒸す」「煮る」等の調理ができ、下から熱を加えるだけでなく、蓋の上に炭を乗せて加熱するなどの工夫もできるので非常に便利な調理器具のことです。
今回購入したダッチオーブンの大きさは横幅130mm、奥行き105mm、高さ70mm、重量は800g(満水容量280ml)となっていて、めちゃくちゃ小さくて可愛いですね。
ちなみに、箱には「食器用洗剤で洗って植物油を塗るだけで料理が始められます」と書いてあるのですが、通常ダッチオーブンのようなクッカーを使う時は「シーズニング」というサビが付くのを防ぐためのお手入れをすることがオススメされているので、念のために「シーズニング」もしていこうと思います。
シーズニングに必要なもの
シーズニングの為に今回準備したものは以下の道具になります。
- 中性洗剤
- 食器洗い用スポンジ
- シングルバーナー
- オリーブオイル
- お皿
- キッチンペーパー
- 鍋敷き
- アウトドアグローブ
これらを使ってシーズニングを行っていきたいと思います。
シーズニング開始
①サビ止め剤を落とす
まず、新品の状態ではサビ止めの為にワックスが付いているみたいなので、まずはしっかりと中性洗剤で洗って、ワックスを落としていきます。
②ダッチオーブンを火にかけて温める
続いて用意しておいたガスストーブを使って、先ほど洗ったダッチオーブンを火にかけていきます。
ダッチオーブンの中には何も入れす、空焼き状態にします。
これによって始めはダッチオーブンに付いた水分を完全に飛ばしていきます。
③火から下ろして冷やす(※フタも①~③の動作をしておく)
ダッチオーブンを火にかけて水分が飛んだら、一旦ダッチオーブンを火から下ろして冷します。
鍋敷きなどを用意して、熱くなったダッチオーブンを置いておけるようにしておきましょう。
鍋部分を冷やしている間に、フタの方も過熱しておきましょう。
④オリーブオイルを全体に塗り込む
ダッチオーブンが冷えてきたら、キッチンペーパーにオリーブオイルを染み込ませて、ダッチオーブン全体に塗り込みます。
ダッチオーブンが完全に冷え切っていない状態だこの作業をすると火傷の可能性がありますので注意して行いましょう。
⑤再び火にかけて温め油を飛ばす
全体的に満遍なくオリーブオイルを塗り込むことができたら、再びガスバーナーにかけて今度は先ほど塗り込んだ油を飛ばします。その間に今度はフタ部分にもオリーブオイルを塗っておきましょう。
※火で熱していると煙が出てくるので室内でシーズニングをしようと思っている方は注意!
オリーブオイルを塗ったダッチオーブンを火にかけると煙が出てきます。
これが油が飛んでいるサインなので、煙が落ち着くまで少しの間熱していきましょう。
それにしてもこのダッチオーブン、可愛くないですか?
昔キャンプにたくさん行っていた時期に少し欲しいなとは思っていたんですが、結局買わないままで月日が経ち・・・
その時の気持ちを何十年か越しに思い出して買ってしまったというわけです。
でも、流石に10cmは小さすぎたかなと買った後で実感しました(笑)。
煙が少なくなってきたら、火からダッチオーブンを下ろして再び冷します。その間にフタも空焚きしておきましょう。
ダッチオーブンが冷えたら、またオリーブオイルの塗り込んでいきます。
ちゃんと塗れていない部分があると、そこからサビが発生する可能性があるので、しっかりと隅々までオリーブオイルを塗ってください。
フタも同様にオリーブオイルを塗り込んでいきます。
オリーブオイルを塗り込み終わったら再度火にかけて油を飛ばします。
しばらく熱しているとダッチオーブンの色味も黒っぽく使い込んだ中華鍋のような感じになっていると思います。
このシーズニングは道具を長く使うためには欠かせないメンテナンスになるのでしっかり丁寧にすることをオススメします。
ダッチオーブンの鍋になっている部分とフタの部分、どちらも煙が出なくなったらさっきと同じく冷やし、3回目のオリーブオイル塗り込んでいきます。
この3回目も今まで同様にまんべんなく塗り込んでいくのですが、その後は火にかけません。塗り込んだオリーブオイルを拭くことなく、そのままの状態で保管しておきましょう。
これでシーズニングは完成です!
ダッチオーブンを購入したのでシーズニング方法を紹介してみました!
今回は鋳物系クッカーの必須メンテナンスであるシーズニングを行ってみました。
僕は初めてこういったクッカーを買ったのでシーズニングは見よう見真似でやってみたのですが、なかなか上手くできたのではないかなと思っています。
シーズニングをしてみて感じた注意したいポイントとしては・・・
- 持ち手も含めて熱くなるので厚めのグローブ必須
- 煙がかなり出るので室内の場合は対策する必要アリ
- 初回のみ①~⑤までの手順でシーズニングをする(※それ以降は油を塗って熱すだけでOK)
という辺りを気を付けるとしっかりとシーズニングをすることができると思います。
ダッチオーブンやスキレットなどのクッカーは使用前と使用後でお手入れしていかないとサビてしまったりして長く使えなかったりすることがあるみたいなので、今回紹介した方法を覚えておくときっと役に立つと思います。
シーズニングをマスターしてキャンプを楽しんでくださいね!
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